需要の法則
価格以外の要因が一定であると仮定すると、財の価格が上昇すると需要量は減少し、逆に価格が下がると需要量は増加します。
需要の法則と需要曲線の傾き
需要曲線が負の傾きを持つことは需要の法則の結果です。負の傾きは、価格が上昇するにつれて需要量が減少し、価格が下がると需要量が増加することを意味します。そのため、需要曲線の傾きは、価格の変化に対する需要量の変化を表しています。需要の法則によって、価格と需要量の関係は負となります。
需要曲線の傾きの計算
\[ m = \frac{{y_2 - y_1}}{{x_2 - x_1}} \]
点の値を代入します:
\[ m = \frac{{30 - 50}}{{500 - 300}} = \frac{{-20}}{{200}} = -0.1 \]
需要曲線の傾きが負であることは需要の法則と一致しています。この傾きを使って、「価格の変化が需要量にどのように影響するか」を答えることができます。この場合、価格が1単位上昇すると需要量は10単位減少し、逆に価格が1単位下がると需要量は10単位増加します。